東日本大震災から１０年が経ちました。
あれから１０年か。早いものです。未だにあの日のことは覚えています。
仕事が休みでネットを見ていたら急に携帯が鳴りました。
何だ？と見たら緊急地震速報でした。緊急地震速報を見たのは、その時が初めてだったような気がします。何だこれ？と一瞬戸惑った後、大きな揺れが来ました。
これはやばい！とすぐに実家に電話したものの繋がらず。
どんどん強くなる揺れ。あまりの強さに怖くて動けませんでした。「これは死ぬかもしれん…」とちょっと思いました。地面がぐにゃんぐにゃんと波打っているかのようでした。
本震が収まっても何度も襲ってくる余震。現実逃避のために『ジャンプ』を読んでいました。何もしなかったら不安で押しつぶされそうでしたから。
食料節約、灯油節約のためにどんぶくで身を包み、毛糸の帽子を被り、りんごを食べていたものです。
先月、大きな地震があったように、いつまた大きな地震が来るか分かりません。何が起きてもいいように備えはしておかなければいけませんね。未来のためにもあの震災を無駄にしてはいけないのだ。
